ヒコロヒーが秘める汎用性 年齢の枠を超えて幅広い役がハマりそう
TBS系「キャスター」で民放テレビ局の清掃員役
2025年春の連続ドラマでは、アイドル、お笑い芸人、アナウンサーら、さまざまなジャンルの女性が活躍している。異ジャンルからの参入で女優シーンに新しい風を吹き込む可能性を秘めた注目の存在を、12回にわたって取り上げ、女優としての可能性を分析する。
阿部寛主演の「キャスター」(TBS系日曜21時)には、人気お笑いピン芸人のヒコロヒーが民放テレビ局の清掃員役でレギュラー出演している。
「キャスター」は視聴率が低迷する民放テレビ局の報道番組のキャスターに就任した主人公を中心とする報道ドラマ。
第4話までのところヒコロヒーの役に大きな動きはない。しかし、ネット上では既に黒幕候補?と予想する声も上がっている。「結局は怪しくなかった」というミスリード要員の可能性も含め、そこにいるだけでミステリアスに見せることができるのが彼女の持ち味だ。
1989年10月15日生まれ、愛媛県出身。近畿大学芸術学科在学中(のちに中退)には文化会落語講談研究会に所属。大学祭でひとりコントを披露しているところを松竹芸能のスタッフにスカウトされた。