長嶋茂雄監督は相手の攻撃時にすごく臆病になった。ピンチでソワソワ、ベンチの隅に隠れていた

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2015年掲載 黒江透修氏による「あの日あの時あの事件」(第2回)を再公開

 “燃える男”、“ミスター”の愛称で国民的人気を誇ったプロ野球巨人監督の長嶋茂雄さんが6月3日、都内の病院で肺炎のために亡くなった。享年89。選手、監督として数々の伝説、逸話を残した「ミスタープロ野球」は、身近に接した誰もにそれぞれの「長嶋茂雄像」を強く印象づけてもいる。日刊ゲンダイ連載で多くの球界OBが語ってきたその実像を再構成して緊急公開します。

 今回は長嶋さんとともに巨人の中心戦力としてV9時代を築いた黒江透修さんによる「巨人あの日あの時あの事件」の第2回(2015年)を再公開。本文中の年齢・肩書きなどは当時のまま。

  ◇  ◇  ◇

 長嶋茂雄監督(78=当時39)1年目の昭和50年、巨人は球団史上初の最下位に終わる。チーム再建はフロント主導で着手。首脳陣は一新され、一軍に残ったのは守備・走塁コーチ補佐から同コーチに昇格した黒江透修氏(76=同36)だけだった。本紙は同年10月27日に創刊。第4号で「長嶋改造内閣」の不安点を指摘した。黒江氏が当時を語る。
 

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