津田健次郎「あんぱん」登場迫る!アクのある“悪役顔”なのにイケオジ枠で人気のナゼ?
「ナレーター、吹き替えなど、彼がこれまで担当してきた作品数はとてつもない。声優界では、様々な名声を手に入れていて、すでにレジェンドの域に達していました。しかし、俳優としての舞台経験は豊富でしたが、テレビに呼ばれることはなかなかありませんでした」(テレビ誌ライター)
■朝ドラ「エール」で“イケボ”が注目
そんな津田の俳優人生を大きく変えたのが、20年前期のNHK連続テレビ小説『エール』でのナレーションだった。朝ドラのナレーションは女性が担当することが多めだが、津田の津田の低音ボイスでありながら、耳に心地よい声の響きは“イケボ”として注目を集めた。さらに、同ドラマに俳優として出演したことで《イケボだけじゃなくて、すごいイケメンだった》と評判になり、ドラマ出演が殺到したのだ。
「いざ、テレビドラマに出演するようになると、俳優としての実力もすぐに認められるようになります。いわゆる“イケメン”というのとは違って、狂気を秘めた強い目力は、悪役としてのキャラを引き立て、少しやさぐれた雰囲気は、哀愁さえ漂わせています。ものすごい“イケボイス”に加え、どこか危険な香りを感じさせる“イケオジ”で女性ファンが一気に増えたのです」(前出・テレビ誌ライター)