フジテレビ「会社ぐるみオンカジ」の深刻度=コンプライアンスにルーズな社風が根源か

公開日: 更新日:

フジテレビのコンプライアンスにルーズな社風が問題

 鈴木容疑者が「職場の先輩から誘われた」「周りでオンラインカジノをやっている人がたくさんいた」と供述したように、オンカジの敷居が低い、異常な職場環境だったようだ。また「会社をナメていた」という言葉も見逃せない。

「このくらい大丈夫だと思った背景にフジテレビのコンプライアンスにルーズな社風がある。社風は一朝一夕で出来上がらないですから、社風を築いてきた上の立場の人の責任。この程度なら許されると認識するということは、もっと上の人もオンラインカジノをやっている、もしくは上の人たちはもっと悪いことをしているということの現れ。ルーズな社風は次なる不祥事が起きてもおかしくない状況をはらんでいます」(富田氏)

 株主総会目前の不祥事に、モノ言う株主たちも怒り千万ともっぱら。鈴木容疑者が供述する「職場の先輩」とは役員レベルを指すのか。中居問題よりはマシということなのか、いずれにせよフジテレビのモラルが狂っているのは間違いない。

  ◇  ◇  ◇

 高収入だからできたオンカジ。関連記事【もっと読む】●…も合わせて読みたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校