日テレ発表「24時間テレビ」ランナー横山裕に厳しい目…結局ジャニタレ起用で“公開罰ゲーム”強行のウラ

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「年々暑さが変わっているので、時期は選んだ方がいい」

 40度近い猛暑が続く中での企画強行には運営方法や時期をめぐって、ついに関係者からも苦言が出た。間寛平が初代ランナーを務めた1992年の回にトレーナーとして帯同するなどしてきたマラソンプロデューサー坂本雄次氏が7月8日にこう指摘している。

「これは私が携わった頃から言ってきた。年々暑さが変わっているので、時期は選んだ方がいい。寒暖計で40度は、路面温度で50度を超える。おまけにアスファルトを走って反動が膝にくる」

 日テレ親会社の日本テレビホールディングスは28日、解散したTOKIO国分太一(50)のコンプライアンス上の問題行為を福田博之社長が6月20日の記者会見で発表したことについて、外部有識者でつくる「ガバナンス評価委員会」の意見書を発表。そこで、「本事案の内容は日本テレビが掲げる人権方針・コンプライアンス憲章に明確に抵触し、十分番組降板の理由となり得る」と結論づけた。「罰ゲーム」と業界で呼ばれるマラソン企画でタレントを走らせることは日テレの憲章には抵触しないのか。「24時間テレビ」は早くも荒れ模様だ。

  ◇  ◇  ◇

 今年は27時間テレビがないこともあり、無風状態での放送となりそうだ。関連記事【もっと読む】今年も強行!日テレ「24時間テレビ」チャリティーマラソン候補者と“罰ゲーム”とされる舞台裏…では、結局何も変わらない24時間テレビについて伝えている。

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