(20)白馬に跨がり吉原へ通ったバブル武士もいた

新吉原が生まれて、遊郭は変わった。格式高く、高根の花だった存在から、だんだん、大衆的になっていく。それがよく見て取れるのが菱川師宣の浮世絵である。菱川師宣は1618年に生まれ、1694年に没したとされる。17世紀の江戸を活写した浮世絵師で、切手にもなった見返り美人が有名だ。この…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,120文字/全文1,261文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】