荒木飛羽・松本怜生・秋谷郁甫、湊かなえドラマ『人間標本』に考察は無駄!? 等身大な3人の本音トーク
イヤミスの女王こと作家の湊かなえさんの同名小説を実写ドラマ化した『人間標本』が、Prime Videoにて全5話全世界独占配信中です。幼少期から蝶の標本作りを通し、「美を永遠に留める」執念に取り憑かれた蝶研究の権威・榊史朗教授(西島秀俊)が、息子・至(市川染五郎)を含めた6人の美少年を「人間標本にした」と自首することから始まる本作。
本作で“標本”にされてしまった美少年たちを演じた荒木飛羽さん、松本怜生さん、秋谷郁甫さんが仲良し鼎談。3人が集めているもの、集めていたものなどを話してくれました。チェキプレゼントもお見逃しなく!
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実際の「人間標本」撮影に・みんな大興奮!
――「人間標本」にされてしまった少年たちとして、初回から衝撃的な登場になりました。映像をご覧になったときの感想を教えてください。
秋谷:映像での仕上がりの前に、まず現場での盛り上がりを覚えています。最初に「人間標本」用のアクリルケースを見たとき、みんなで「うぉ~!」っと大興奮しました。
荒木:ぼくだけ最初にカメラテストがあったんですけど。
秋谷:そうなの!?
荒木:でも詳しいことは教えてもらえなかったんです。「楽しみにしていてほしい」って。
松本:クランクイン後も、実際にどうなるかは、そのシーンの撮影当日まではっきり分からなくて。
荒木:めっちゃ感動しました。
松本:すごかったよね。
秋谷:いろいろ写真も撮ったので、そのうちSNSにも上がるんじゃないでしょうか。
――みなさん本編では、回想シーンとして登場していきます。宮沢りえさん演じる世界的アーティストの一之瀬留美に芸術的才能を見出され、山奥に佇む別荘で留美が主催する絵画合宿に集められた少年たちとしての初共演になりました。現場ではどんな雰囲気だったのでしょうか。
荒木:僕が一番年下なので甘やかされていました。面倒みてもらいました。
秋谷:みました。って、冗談です(笑)。みんな年齢がひとつずつ違いだったんです。飛羽。
松本:染ちゃん(市川染五郎)。
秋谷:おれ、(黒崎)煌代くん、(山中)柔太朗くん、怜生くんの順。でもみんな年齢とか気にせず和気あいあいと打ち解けていました。
3人がプライベートで密かに収集しているもの
――物語では事件のきっかけとして蝶の標本が出てきます。3人が小さいころ、もしくはいま収集しているものはありますか?
荒木:ぼく、ぬいぐるみです。
秋谷:かわいい~。
荒木:10何年間ずっとダッフィーと一緒に寝てるんですが、ベッドにあるぬいぐるみがすごい大量になっちゃってます。
でも、ないと落ち着かないんですよね。少し前にディズニーシーに行ったときに、いつも一緒に寝ているダッフィーの、新品を見かけたんですけど、ぼくのダッフィーとはあまりに毛並みが違っていて驚きました(笑)。うちのはパッサパサなのに。
秋谷:じゃあ、新調した?
荒木:いや、してないです。
松本:愛着があるもんね。寝れなくなっちゃうよね。それにしても、なんでそんなにかわいいの、あなた。
秋谷:かわいいよねぇ。
松本「サラ粉かな」荒木&秋谷「???」
――荒木さんは、以前からぬいぐるみ愛をお話されていますが、おふたりにとっても意外ではない告白なんですね。
秋谷:まったく。本当に可愛らしい。
荒木:本当ですか?
秋谷:かわいい不思議くんです。ぼくがいま集めてるものは、メガネとかサングラスとかかな。
荒木&松本:おお~。
秋谷:服は毎日同じスタイルのものを着ていてもそれでいいと思えているので、洋服に挑戦するというよりは、小物、メガネとかで遊んでいたいなと。ちょっと背伸びの感じもありますけど、メガネとかサングラスが増えています。
松本:ぼくはサラ粉かな。
荒木&秋谷:ん? サラ粉??
松本:あれ、言わない? 愛媛だけ?
荒木:サラ・コナー?
秋谷:『ターミネーター』に出てくる女性を、いま集めてる?(笑)。
荒木&松本:あははは!
松本:きれいな粉のことです。
秋谷:サラサラな、粉?
松本:サラ粉、サラサラな砂のことです。
――へえ~! どこから取ってきているのですか?
松本:子どものころの話です。ざるをひとつ持っていって、何回も何回もこしてサラサラにするんです。そうするといろんな色の、すごくサラサラな砂のコレクションができるので、それで泥団子を作るんです。無我夢中でサラ粉を作っていました。
お互いの可愛い初恋エピソード♡
――もうひとつ。ぜひみなさんの初恋エピソードを「コクハク」してください。
秋谷:ぼくは4歳です。
松本:はや!
荒木:ぼくも保育園生。
松本:はや!
秋谷:相手の子の両親も、僕の両親も、初恋はここだねって公認だった懐かしい思い出です。
荒木:ぼくはダンスの先生です。保育園のときから習っていて、かっこよかったし、正直、めちゃくちゃ可愛がられていたので(笑)。
松本&秋谷:あははは!
秋谷:そして?
松本:ぼくは遅くて、小学校4年生のときのクラスメートです。そのころ友達とどこかに遊びに行くときは、必ず自転車に乗って出かけていました。近所のホームセンターとか川とか、友達の家に遊びに行くときにも、不思議と必ずその好きな子の家の前を通らなきゃどこにもいけなくて。
秋谷:ほう。
松本:恥ずかしいんですけど、ワンチャン出会えないかなと思って、そこの前を通るたびに、家の前で10秒くらい止まってからまた自転車を漕ぎだすというのが、ルーティーンになっていました。でも結局学校で会うだけで、そこでは一度も会えませんでした。
荒木:でも実際に出てきてたら?
松本:そしたらたぶん全力で逃げてた。
秋谷:恥ずかしいもんね(笑)。
松本:結局、思いも伝えられないままでした。
『人間標本』の見どころは。考察しても無理!?
――ありがとうございます。仲良しな感じが伝わってきました。そんな3人が出演している『人間標本』ですが、最後にひと言お願いします。
荒木:サスペンスやミステリー要素が絡んでいるので、考察が好きな人は絶対にハマる作品です。あとはやっぱり標本のインパクトを含めて、映像がすごいですし、家族愛も響きます。見始めたら最後まで一気に見てしまう作品だと思います。
秋谷:西島さんが「人間標本を作った」と自首するところから始まる作品なんですけど、その自首してくるシーンの西島さんの表情の変化がすっごく不気味で、そこで一気に物語の世界に没入できると思います。考察はねぇ~。考察したって無理ですよって感じですけど(笑)。ぼくは最後、びっくりしました。
荒木:うん。びっくりしました。
松本:全話を通して、映像やストーリー展開にものすごく引き込まれますし、1話からミステリー作品特有の、ものすごく小さな違和感があります。「なんで、この人、こんなことしてたんだろう」とか「この点と点、うまく線につながらなくない?」とか。そういったミステリー要素に対して、違和感を覚えると思うのですが、ぜひその感覚を頭の片隅に置いたまま、作品を見続けていってほしいなと思います。
荒木飛羽 ヘアメイク/ Yayoi Tanda スタイリスト/Satomi Sekino(Creative GUILD)
松本怜生 ヘアメイク/Arisa Nakahara スタイリスト/Taisuke Matsuda
秋谷郁甫 ヘアメイク/Kentaro Shibuya(SUNVALLEY) スタイリスト/Shingo Tsuno(impiger)
ドラマ『人間標本』作品概要
Amazon MGMスタジオ製作の新ドラマシリーズ『人間標本』はPrime Video にて2025年12月19日(金)より、全5話一挙世界独占配信中
(C)2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.
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(望月ふみ)


















