スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
“親の十四光り”という最強遺伝子
【「残念プロフェッショナル」の流儀】
元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。
現在、元テレビ東京アナの福田典子と再婚報道が飛び出していますが、これまでに不倫トラブルや仕事トラブルを巻き起こしている彼を、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地さんはどう分析しているのでしょうか。
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花田優一(タレント・ラジオDJ、29歳)
靴オーダーや芸能事務所でのトラブル
“トラブルの総合商社”とも言えるほど多くのスキャンダルが報じられてきた花田優一様。
まず、彼の主な経歴やトラブルを振り返っておく必要があります。
15歳からアメリカに留学し、18歳でイタリアはフィレンツェに渡り、靴職人の修業を開始。数年間の修業を経て帰国し、その後は完全オーダーメイドで靴の受注をするようになり、テレビなどのメディアにも多数出演するようになっていきます。
ここで仕事関連のトラブルをおさらいしておきましょう。
まず本職である靴職人としては、納期が守られないというトラブルが続発して返金対応に追われたり、顧客のもとに届いた靴が注文とまったく異なっているというクレームが入ったりと、さんざん。
また、タレント業のマネジメントをしてもらっていた芸能事務所には、目に余る素行不良が続き、注意しても改善されなかったという事情で、契約解除されてしまったという報道が出ていました。
めずらしいタイプの“ダブル不倫”
一方プライベートでは、女性関係のだらしなさが数々と露呈。2017年に陣幕親方の娘と結婚するも、1年半ほどで離婚。この結婚期間中に別の女性と密会していたという不倫疑惑が出ていたのです。
現在は元テレ東の福田典子アナとの再婚報道が出ており、交際開始が昨年11月頃と報じられていますが、福田アナは今年に入ってから前夫と正式に離婚したと目されているため、それが事実なら数カ月間は不倫関係にあったということになります。
また優一様は福田アナと交際開始した頃、別の女性とも付き合っていたと見られており、二股疑惑が浮上しています。しかもそのお相手の一般女性が既婚者だったとのことで、こちらも不倫。
つまり、このときの優一様は独身ですが、既婚女性2人と同時交際という、珍しいタイプの“ダブル不倫”をしていたことになるのです。
報道によると一般女性のほうの夫は、優一様から高慢な態度を取られたり、慰謝料請求をしているものの不誠実に逃げ回られたりしているそうです…。
日本人に足りないものを持ってるプロ
仕事絡みでも女性絡みでもトラブルが枚挙にいとまがない優一様。
そんな優一様は、“日本人に足りないものを持ってるプロフェッショナル”に思えて仕方ありません。
標準的な日本人は自己肯定感が低めの人が多いため卑下しがちだし、周囲の声を気にして自分の主張ができず、利益だけを追求するような自己中な決断や行動もできない。
多くの日本人が「自分は悪者になりたくない」、「失敗して責められたくない」という過剰な防衛本能が働いているため、よくも悪くも責任感が強いのが、日本人の国民性と言えるのではないでしょうか。
それに対して、一言で言うなら優一様のスタイルは「天上天下唯我独尊」。
自己肯定感がとても高く、周囲の批判に耳を傾けるなんてことはなく、ただひたすらに我が道を突き進む。自分が悪者扱いされるのも責め立てられることも気にしていないので、責任感なんて一切、持ち合わせていない。自分の欲望・欲求のままやりたいようにやっているわけです。
花田優一に圧倒的に欠けているもの
しかも、普通ならさっさと干されて完全に消えているようなスキャンダルや不遜な言動があっても、“親の十四光り”は伊達じゃなく、優一様の悪行の数々は話題性としては高いため、注目は集められるのです。
まさに「悪名は無名に勝る」を体現している人物で、けっきょくは美女アナを射止めてしまうのですから感服します。
優一様の生き様は、同じ地球の同じ日本にいても、ただの一般国民と高名な両親を持つ上級国民である自分とでは、「住んでいる“世界線”が違うのだ」と言わんばかり。
いずれにしても、彼が尋常ではない自己肯定感の高さや、我欲を貫き通す強靭な信念といった、日本人に足りないものをいくつも持ってる人物であるということは間違いないでしょう。
ただその代わり、この社会でまっとうに生きていくための倫理観や道徳観が養われておらず、自身の行動に対しての責任感や誠実さを欠いており、他者への配慮や誠意も見当たらないというのが玉に瑕ではありますが…。
(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)