小野悦男と同じ団地に住んでいた女性「愛想はいいけど何を考えているのかわからないところが…」

公開日: 更新日:
女性の首が発見された現場(提供)筆者

「俺も土いじりが好きでさぁ、庭に畑をつくってんだぁ」

 東京都足立区にある都営・栗原団地に住む主婦、相沢広子さんがアジサイの剪定をしていると、背後から茨城なまりの言葉で話しかけられた。振り返ると、人懐っこい笑顔を浮かべた男が立っていた。

 その男が首都圏連続女性殺人事件で逮捕されたものの、無罪となり冤罪のヒーローとして世間で騒がれていた小野悦男であると知るのに時間はかからなかった。

 1968年から74年にかけて、東京、千葉、埼玉で、8人の女性がレイプされ殺害されるという事件が起きていた。容疑者として逮捕されたのが小野だった。

 茨城県行方市出身の小野は、少年時代から盗みを繰り返し、中学を満足に卒業することなく、少年院に入るなど、素行の悪さが地元でも有名だった。故郷を離れた小野は、都内に暮らす親族の家などを転々としながら建設現場などで働き、窃盗や詐欺、暴行などの犯罪を繰り返し、逮捕された時点で前科8犯であった。

 逮捕後の取り調べの中で、一度、小野は自白したが、一転して無実を訴えると、文化人や弁護士によって「小野悦男さん救援会」が結成され、世間の耳目を集めた。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り848文字/全文1,350文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督が優勝特番で福本豊氏とバチバチ!「何もせえへんかった」に反論、露呈したOBとの溝

  2. 2

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  3. 3

    高市首相“利益誘導”自慢の呆れたセンス…国交省1兆円交付金「確保」335回もアピール

  4. 4

    高市首相「脱リフレ宣言」は不発に…虚しく響いた所信表明演説の「市場」ラブコール5連発

  5. 5

    石橋静河「ブラッサム」は“朝ドラ勝ちパターン”! 15%→13%台でも中盤で盛り返す“2つの条件”

  1. 6

    【12球団】プロ野球2026年 戦力外通告選手(随時更新)

  2. 7

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  3. 8

    『アイヴ・ガッタ・フィーリング』寒空の屋上でノリノリ演奏も…カンペ見ながら歌うリアル

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    松嶋菜々子「救命病棟24時」第6シリーズで夫の反町隆史と“共倒れ”か…フジ「月9」三重苦とは

おすすめ求人情報

データ入力・タイピング/未経験歓迎/土日祝休/期間限定
株式会社アクト・テクニカルサポート 大阪オフィス 大阪府 大阪市 派遣社員
時給1,400円
テレオペ/12月¥1350+交通費 9割未経験!IT問い合せ 土日祝休
ランスタッド株式会社 福岡県 福岡市 派遣社員
時給1,350円
Sponsored by 求人ボックス