「令和のコメ騒動」で「コメ増産」が始動…農政転換で期待高まる北海道とスマート農業

公開日: 更新日:

 一連の「令和のコメ騒動」を受け、ついに石破茂首相は「コメ増産」を打ち出した。長く「生産調整」という事実上の減反を強いられてきた生産現場からは、「今さら」「価格は維持されるのか」といった不安や心配の声が上がっている。

 しかし日本のコメ作りに、大ナタを振るう必要があることは事実だ。そして、それを期待して株式市場も動いた。

「トラクターや田植え機国内トップのクボタは、8月5日の終値1655円が6日には1731円に跳ね上がり、その後も1800円に届くほどの値動きをキープしています。同じく農業機械大手の井関農機も1500円を1600円まで上げ、草刈り機や肥料・農薬散布機械の丸山製作所やタカキタなども増産発言以後は思惑買いが先行して高株価を維持しています」と証券会社幹部は話す。

 これまでのコメを巡る農政では、「コメ余り」を危惧し価格維持が優先されてきた。しかし、今回の新方針はこれを「失敗」と認め、生産性を高める生産者支援に軸足が置かれることになる。具体策についてはこれから示されるのだろうが、大規模化、担い手不足の解消、輸出拡大をどう図るか、という課題は明確だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”