「中野寿湯温泉」はレトロな和モードで落ち着く老舗銭湯

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 JR中野駅北口から歩いて「薬師あいロード」に入って左手すぐ。今年創業75年目の「中野寿湯温泉」ののれんをくぐり、下足場の木札を手にフロントでサウナ代+入浴料800円を支払うと、タオルセットとサ室フックキーを受け取ります。

 3年ほど前にリニューアルされた脱衣場で服を脱いでいると、首長の体重計にレトロな雰囲気を感じますねぇ。ぶら下がり健康器でフンフンと懸垂に励む若者にエールを送りつつ、浴場にお邪魔しま~す。

 えんじ色の高天井に和を感じつつ、開放感バッチリで落ち着きますよ。「昔は人気バラエティー番組やドラマのロケに使われましたが、基本取材はお断りしています」と物腰穏やかな2代目の小林照夫さん。カランに用意されたボディーソープなどで汗を流したら、まず湯をいただきましょうか。

 地下約120メートルからの天然温泉にザブン。ドドドと滝のように湯が注がれるプチバイブラの湯船は時季により温度が変わり、当日は41度。浴槽端には冷水枕付きで背中にジェットの寝風呂、背中や腰、ふくらはぎなどにボボボの座風呂が1床ずつ。その隣は熱めの42度でメタケイ酸入り“美肌の湯”で、強力バイブラに癒やされたらサウナにGOっス。

 ドアを開けると、手前の2人掛けベンチのほか左手に白木造りのストレート2段ベンチで、定員は7人。上段には、腹筋がシックスパックに割れた青年が全集中。彼にあいさつして、キレイにマットが敷かれた隣にどっこいしょ。

 小さな照明1つの薄暗い室内は、静かでよかねぇ。正面の遠赤外線ガスストーブはレンガ塀とタイル壁に挟まれているせいか、輻射熱が直球でビシビシ飛んでくるぜ。設定は93度と聞いていたけど、かなり熱く感じるぜぃ。5分計砂時計の1つをひっくり返し、さあ頑張るぞ。

 かすかにヒノキチオールが漂う中、2分ほどで玉汗がポタポタと滴り落ちて、5分で滝汗ダーダー。腹筋青年をチラ見すると、首を垂れてフゥフゥと息を吐きながら耐えてますよ。59歳も負けるものか! 砂時計をひっくり返して10分にチャレンジしたら、ピシッピシッと軋むストーブから放たれる容赦ない熱波に8分ほどであえなくKO。ふーっ。

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