シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(14)原爆投下に「残念でなりません」大本営情報参謀の無念

テニアンから飛んできた飛行機は、実は偵察機だったのである。日本本土への原爆投下の候補地を、数日前から丹念に偵察していたのだ。だから、基地司令部に無線で連絡するのではなく、ワシントンに直接それぞれの地域の様子を伝えていたのである。
大本営の情報参謀・堀栄三は、1945年8…
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