主役の筒井道隆より月9初出演のキムタクに熱視線

公開日: 更新日:

 プロデューサーは、その20年後にフジテレビ社長に就任することになる亀山千広氏。イケメンで話が上手で、めちゃめちゃモテそうな雰囲気で、こんなことを語っていたのを覚えている。

「数字は出ているけど、どうしてもTBSドラマにはかなわないな、と実は思っている。伝統というか、基礎体力というか、ベースの部分でウチはまだまだ。その差を埋めるには、いかに見る人に喜んでもらえるかを最優先して、キャスティングやちょっとした場面の仕掛けとか、必死で研ぎ澄ますしかない」

 彼が手掛けた96年「ロングバケーション」、97年「ビーチボーイズ」「踊る大捜査線」を見れば、それも納得。

 ちなみに93年10月クール、日本テレビ系は「もうひとつのJリーグ」、TBS系は「オレたちのオーレ!」、テレビ朝日系は「青春オフサイド!女教師と熱血イレブン」という、この年に開幕したJリーグに乗っかった企画が並んでいた。“ドラマの当たり年”に隠れた黒歴史だ。

(テレビコラムニスト・亀井徳明)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」