“JICAの顔”広瀬アリスがトバッチリ 「アフリカ・ホームタウン」構想で誤情報拡散の余波
広瀬アリス(30)に思わぬ災難だ。広瀬は2023年10月から国際協力機構(JICA)のCMに起用され、JICA海外協力隊の新人隊員として活動を体験する姿がCMで放映されてきた。JICAといえば、千葉県木更津市などの4自治体とアフリカ各国の人材交流や連携イベント「JICAアフリカ・ホームタウン」構想を8月に発表したところ、“移民が増える”という誤情報がネットで拡散したことで抗議が殺到。JICA側は「移民の受け入れは想定していない」として事業の正しい理解促進に取り組んできたが、批判がやまず、ついに25日に事業の撤回を発表した。
この巻き添えになる形で、JICAのCMにも出演する広瀬にも、《印象がどんどん悪くなる 元々は好きだったんだけどな》などと厳しい目が向けられてしまっている。明らかにトバッチリと言えるだろう。
JICAアフリカ・ホームタウン構想への批判が加速したのは、ナイジェリア政府が「日本政府が移住して生活と就労を希望する若者向けに特別ビザを発行する」とする誤った内容を大統領府のホームページに一時記載したことからだった。日本政府は、ナイジェリア政府に対し訂正の申し入れを行い、ナイジェリア側は削除したものの、「裏で移民政策を進めるつもりだったのでは?」といった疑念や誤情報が独り歩きし、JICAと広瀬にネガティブな印象を持つ人が増えてしまったようだ。