「面と向かって言えないことは言っちゃダメ!」 カンニング竹山が提唱する「論破ブームは終わるべき」

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 2025年の秋口に、国会議員の方を招いたネット番組で、司会だった僕の発言がSNS上で炎上したんです。もちろん、番組側に悪意はなく、僕も恨んではいませんが、自分の発言が100%生かされない形で切り取られたものがオンエアされてしまった。それで、「えっ?」と勘違いしてしまった人がいっぱいいたと思うんですよね。敵とみなされるじゃないけど「アイツはダメ」「何てこと言うんだ」という形でネット上ですごいスピードで炎上が進んだわけです。

 まあ、それは今回だけじゃなく、以前からよくあることですよ。どうも、最近、世間ではお互いにしっかりと話を聞くという意識が薄れているのかな、と思います。X(旧ツイッター)やユーチューブでも「アイツは敵だ」「コイツは違う」といった攻撃やケンカが多すぎる。それも、言葉が強すぎますよね。

 ここ何年かは、そういう強い言葉を使った「論破」が、すごくはやった気がします。自分の考えを押し付けて相手に「すみません」と言わせる、みたいな。みんな「論破」にステータスを感じていると言ったらいいのかな。でも、もう「論破」ブームは終わるべきなんじゃないかと思います。

 これからはお互いの話をじっくり聞いて、いろんな点を探すというか。「なるほど、あなたはそういう考えなんですね」「私は全然違う考えなんですけど、まあそういう考えもありますよね」といった「話し合い」ブームが来てほしいですね。

 いわゆる「論破」って、ネットメディアなどのコンテンツとしては面白い。だから、頭ごなしに否定するつもりはないんですけど、普段から生活する上でそれが当たり前のコミュニケーション方法のひとつになってくると、なかなか社会は難しい空気になってしまうと思います。

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