いとうあさこは自分の「面白い」を信じて変えない「正論ババア」
「『勝手にこっちの大切なものに順番つけんじゃねえよ』って思っちゃう」(いとうあさこ/TBS系「情熱大陸」1月4日放送)
バラエティー番組に引っ張りだこで多忙を極める、いとうあさこ(55)。だが、彼女は今も小規模の会場でトークライブを続けている。もうやめてもいいのではないかと問われると「それを言う人の気が知れなくて」と苦笑して放った一言が今週の言葉だ。別に休むならテレビだっていい。なのに、そういうときに決まって言われるのはライブだからだ。彼女は仕事がないときから、「お金」を基準に仕事をしたことがないという。
東京で育ち、小中高と名門女子校で過ごしたが、尾崎豊に憧れていた19歳の時に「自由ってなんだい?」と若気のいたりで家出をしてしまった。23歳で舞台芸術学院に入学すると、「お金もなくて、時間もないのに、座ってその歴史を聞いてる時間はないぞ」(TBS系「A-Studio+」2025年9月26日)と座学のないミュージカル科に入った。
卒業後、子ども向けのミュージカル「アルプスの少女ハイジ」のロッテンマイヤー先生の役を手にすると、全部アドリブでハイジをいじめるよう求められた。初めてネタ帳を書いて演じると大ウケ。「そうだった、私、喜劇が好きだった」(集英社「OurAge」24年3月5日)と思い出し、お笑い芸人を志した。だが、なかなか日の目を見ることはなかった。


















