久米宏さん追悼番組で判明したテレビの限界とタレント依存構造
訃報当日や翌日の番組が同じようなVTRになるのはまだしも、17日から18日にかけた週末も同じような過去映像を使っていた。
「TBSは『news23』の黒柳徹子さんへのインタビューを、違う番組で何度も使い回していました。視聴者は飽きますよ。どの番組を見ても、同じような構成では数字が上がらなくて当たり前です。結局、制作者がオリジナリティーを出そうとしないから、昨今の番組は『コメンテーターが何を言うか』でしか差別化を図れなくなっている。タレント依存構造になるんです」
コメンテーターの発言はすぐにネットニュースにされてしまうため、わざわざ番組を見なくてもいいと考える視聴者はいるだろう。
「テレビ側からすれば、『ネットニュースが悪い』と言うのかもしれませんが、他人や社会環境のせいにしても何も始まらない。特に、ワイドショーや情報系は新聞や雑誌の記事を丸パクリして、番組を作っていますからね。こういう時代だからこそ、VTRの吟味がポイントになるんです」
一方、“働き方改革”を進めるテレビ局側の事情もあるという。現役テレビスタッフが話す。


















