「何者か」じゃなく ロングコートダディ兎が「俺自身」でいたいと思えるようになったワケ
「お金に対する考え方が違うなって(笑)」
(兎/TBS系「サンデー・ジャポン」10月12日放送)
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10月11日に生放送された「キングオブコント」(TBS系)で、ついに念願の優勝を果たしたロングコートダディ。翌日は恒例の「サンデー・ジャポン」にそのまま生出演。自民党と公明党が連立を解消した話題から、かつてコンビを解消した過去があることを振られると、ネタ作り担当の堂前透(写真左)は「一方的に離脱を告げられて」と高市早苗総裁の言葉を借りて笑わすと、相方の兎(同右)もそれを受け、解散理由を公明党の主張に合わせて当意即妙にボケた。それが今週の言葉だ。
もちろん、実際の解散理由は違う。そもそも2人が出会ったのは、吉本の養成所NSC大阪校だった。兎は学生時代、周りに流されやすい性格で、美容師になりたいという友人と共に、特になりたいわけではないにもかかわらず美容専門学校に入学。だが、わずか2カ月ほどで自主退学してしまう。自堕落な生活をしているのを見かねた姉から「中学の頃は芸人になりたいって言ってたやん」と言われて、NSCに入学した(キャリアデザインセンター「Woman type」2025年3月3日)。