「狂気と愛嬌」を併せ持つ男 霜降り明星・粗品が歩む新たな王道
「俺、これがやりたかったんよ。これやりにお笑い界に入ってたから、なあ? これやりたいヤツばっかりやと思うねん。でも、これやれるヤツおらんねん」「これやったったんデカいな」(「粗品 Official Channel」2026年5月7日)と粗品は収録直後に高揚して語っていた。まさに、粗品を一段上のステージに押し上げたに違いない。
このオンエアの2日後、粗品は“新生ダチョウ倶楽部”として「ダチョウ倶楽部40周年感謝祭」の舞台に立っていた。その発端は「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で22年以来、毎年放送されている企画「ダチョウ倶楽部を考えよう」。その昨年8月放送回の中で、なぜか芸風真逆な上島竜兵の“後継者”に指名されてしまったのだ。
笑福亭鶴瓶、片岡鶴太郎、爆笑問題、出川哲朗、有吉弘行、劇団ひとり、野呂佳代といったダチョウ倶楽部と関係の深いスターたちが集結する中、粗品は「オレ、ダチョウ倶楽部、関係ないって! 最近調子いいんですよ、お笑い! 絶好調やねん!」とツッコミつつも、ダチョウ倶楽部の“新ネタ”に参加。ついには、ライブMCの有吉らに散々イジられながら熱湯風呂に入ったりもした。
中田カウスは粗品を「狂気と愛嬌」を併せ持っている、と絶賛している(オリコン「ORICON NEWS」26年5月18日)。ルールを生み出し“独裁者”のように場をつかさどることもできれば、イジられることもいとわないから強い。粗品は新たな王道を歩み始めている。



















