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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「下手やねん」だからこそ ロッチ・中岡が生み出す素朴な″素人感″の魅力

公開日: 更新日:

「見透かされた! 頑張らなあかん! いい機会やった!と思いました」
(中岡創一/フジテレビ系「全力!脱力タイムズ」11月7日放送)

  ◇  ◇  ◇

 ロッチ・中岡創一(47)は番組で、アメリカの政治やボクシングの世界戦などについて聞かれ、コメント。すると、「見ていただきたいVTRがある」と9年前に中岡が出演したVTRが流れた。まったく同じような質問に答えている。そして「9年前」と「現在」とを比べられ、「緊張感がなくなってる」「こなしている感じがする」などと痛烈なダメ出しをされてしまう。企画を終えた中岡は、最近の自分を見て、「気抜けてんな」と思われたから企画したのだろうと推測し、「ツラかったよ……」と吐露して語った言葉を今週は取り上げたい。

 中岡が痛烈なダメ出しをされたのは、ロッチ結成直後にもあった。中岡は芸人となったが、程なく辞めて、彼女との結婚資金を貯めるため就職。5年後、プロポーズをするも断られ、コカドケンタロウを誘い沖縄へ傷心旅行に。それが楽しすぎて芸人熱が再燃。ちょうどコンビを解散して一人になっていたコカドとコンビを組んだ。

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