亡くなったガッツ石松さんの“OK牧場”伝説 防衛戦前夜ウイスキーを一気飲み「一瞬で天国に駆け上がった」

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「ブラック・レイン」で松田優作&マイケル・ダグラスと貴重なオフショット

 2013年6月掲載の「私の秘蔵写真」では、映画「ブラック・レイン」(1989年)のオフショットを披露し、語ってくれた。「向かって左のサングラスが松田優作、2人目はアンディ・ガルシア、真ん中のサングラスがマイケル・ダグラス。彼が肩に手を回しているのがオレ、一番右は内田裕也さん。スターがそろってるでしょ。ここはハリウッド。ロサンゼルスのほら、あそこ。撮影の合間に『一緒に写真撮ってくれ』って声を掛けたんだ。実はこっち側には高倉健さんもいたんだけど、御大に『スンマセン、ちょっと』とは言えなかったわけよ。裕也さん、若いね~。白髪がねえし、今見たら喜ぶんじゃない。アル・パチーノ知ってる? こうやって見ると、オレ、堂々としてるでしょ。ハリウッドスターと比べて見劣りしてないモンね。今は額に入れて事務所の入り口の鴨居のところに飾ってあるの」

■「意外に思われるかもしれないけど、僕は読書が趣味…かれこれ20年続いている」

 2013年1月掲載の「私がハマったすごい本」では、こう打ち明けてくれた。

「意外に思われるかもしれないけど、僕は読書が趣味なんです。読むのは大体寝る前の2時間で、かれこれ20年続いている。布団に入ってゆっくり本に向かい、主人公になったり、監督になったつもりで本の世界で遊ぶというのかな。毎日の楽しみであり、至福のときだね」

 それで吉川英治「宮本武蔵」を愛読し、武蔵の「五輪書」も読んで、武蔵が同著を書いたとされる熊本の霊巌洞に足を運んだとし、こうオチをつけてくれた。

「座ってみたけど蚊が飛んできてしつこいの。2、3年もこんなところで書いてられないはずだ、と確信しました(笑)」

 2022年の「ホントにゴルフは面白い」企画は4回連載となるほど、熱くたのしく、趣味について語ってくれた。
 2018年の「おふくろメシ」では、「雨の日に作ってくれたサバカレーかなあ。肉じゃなくて、代わりにサバの缶詰を入れたカレーライスのことだよ」と振り返っていた。

 話題が豊富で、サービス精神満点、それでいて、勝負に関しては、こんな名言も残した。

「どんな失敗をしても絶対に他人を恨んだりしない。だからオレは何度でも立ち直れるんじゃないかと思う」

 リングで、さらに芸能界で、縦横無尽に走り回ったガッツさんは天国で、こう言っているかも知れない。

「OK牧場!」

 と。

  ◇  ◇  ◇

 ガッツ石松さんが愛した郷土料理はこれだ! 関連記事【もっと読む】ガッツ石松さん 酒粕と鮭の頭を使った郷土料理しもつかれ…では、本人の「しもつかれ」愛について伝えている。

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