舞台『死が二人をわかつまでに』に出演いしだ壱成 「これまでの“苦労”は演技に深みを与えるための“スパイス”だと思えるようなりました」
「俳優としての『目標』はハリウッドで仕事をすることです」
──壮絶な体験をした後の復活ですが、今後の目標は?
「50代という年齢を迎えて、俳優としての『目標』はハリウッドで仕事をすることです。父と会うと必ず言われるんです。『ロバート・デュバルのようなポリバレントな俳優になってほしい。おまえならできる』と。ポリバレントは多様性とか二面性のある演技のことですが、必ず実現したいです。今は、病気やスキャンダルなど、これまでの苦労や絶望の経験は演技に深みを与えるための『スパイス』だと思えるようになりました」
──若手の人材育成にも力を入れているとのことですが。
「『地方を活性化したい』という目的もあり、名古屋市や東京都内で小中学生の演劇ワークショップを開催しています。単なる演技指導ではなく、撮影現場に即応できる瞬発力を養い、俳優として即戦力を身に付けることを目指しています。逆に子どもたちから学ぶことも多いですね。それと、中国やトルコ、インドネシアでの活動を視野に入れたプロデュースという裏方の活動も実践しています」
──今回の芝居の見どころは?
「4人の登場人物の二面性の変化を見てほしいですね」
(聞き手=山田勝仁)
▽「死が二人をわかつまで」(演出=佐山泰三)は6月24~28日、新宿御苑前・サンモールスタジオで上演。ほかに田島亮、下京慶子が出演。


















