「燃えるとは何か」横森剛著|身近な炎の仕組みから人類の技術、環境問題まで迫る
「燃えるとは何か」横森剛著
燃焼とは、物質とエネルギーが関わる複雑な物理現象で、化学反応、熱、流れといったさまざまな要素が相互に作用することで炎が成立しているという。その定義は「多量の発熱を伴うような化学反応があって、そこで発生した熱エネルギーや中間的な化合物が、その反応を自発的に継続し、進行していくこと」。この燃焼による熱と光が発生している様子を見たものを炎と呼ぶそうだ。
本書は、燃焼という複雑な現象、さらに爆発との関係などを分かりやすく解説するとともに、人類が火を手にしてから、エンジンや航空機などの技術への応用まで、燃焼をどのように理解し、扱ってきたのかをたどる。さらに二酸化炭素や新しい燃料などの話題を通して、燃焼とエネルギー・環境との関係まで考える科学テキスト。 (集英社インターナショナル 1111円)


















