(2)「ティッシュ」はソフトパックの販売が5倍以上に伸びていた コスパ抜群で機能面も魅力
物価高で節約のため消費を控えようとしても、生活必需品の節約は難しい。ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙製品は、その代表格とも言えるだろう。紙製品の中で、販売を落とすどころか急激に伸ばしているのが、ソフトパックタイプのティッシュペーパーだ。
全国のスーパー、コンビニ、ドラッグストアなど約6000店舗の販売動向を追う「インテージSRI+」によると、ソフトパックタイプの販売組枚数は2025年には1462億枚まで増加した。調査を開始した17年との比較で5倍を超える規模である。ボックスタイプが3割、割合は少ないもののポケットタイプも2割減少しているのとは対照的だ。
コロナ禍の外出自粛による巣ごもり需要の拡大でティッシュペーパーの消費が増える中、ソフトパックタイプの販売組枚数は大きく増加。その後も反動で落ち込むことなく好調を維持しており、物価高による節約志向の強まりが要因として挙げられる。
25年の1000組当たり平均税抜き価格は、ボックスタイプの379円に対して、ソフトパックタイプは297円と80円ほど安い。ソフトパックタイプは、外箱の代わりにフィルム包装とすることで箱の紙代や印刷代などの製造コストだけではなく物流コストも削減でき、その分、低価格での販売を可能にしている。
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