(17)一度の高座、一席の落語が人生を決める。芸人は幸か不幸か、そんな生き方をしている。
志の輔が頭角を現すなか、立川流には談春、志らくが入門してくる。入門の決め手は、いったいなんだったのか──。
◇ ◇ ◇
談春は高校時代に落語家を志し、とりわけ談志と志ん朝に強く惹かれていた。そして、一九八二年に国立演芸場で開かれた“立川談志芸能生活三十周年…
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