乳がんで右乳房を切除した塩沢とき

公開日: 更新日:

<1985年8月>

 キノコのような独特の巨大ヘアと過激な下ネタトークで話題を呼んだ塩沢とき。がんとの闘いを繰り返し、何度も生還したことでも知られているが、中でも印象に残るのはブレーク直後の1985年8月、乳がんで右乳房を失った時のエピソード。

 50年に美人女優としてデビュー以来、映画やテレビで活動。「愛の戦士レインボーマン」(73年、テレビ朝日)の魔女・イグアナ役など個性的な役もこなし、脇役としての出演が多かった。

 しかし、84年「ライオンのいただきます」(フジテレビ)に出演して以来、人気が急上昇。小堺一機が司会を務める同番組では視聴者から寄せられる「身のシタ相談」のハガキに対し、松尾和子や清川虹子、小森和子らと共に上品な口調でハチャメチャなセックス談議を繰り広げた。他にも週刊誌のインタビュー記事等で過去の性遍歴や不倫経験を赤裸々に披露して話題を呼んだ。

 独特のヘアスタイルはデヴィ夫人を意識したもの。当初は控えめだったが、回を追うごとに大きくなり、最終的には発泡スチロールを詰め込み、セットに2時間、元に戻すのも30分という巨大ヘアとなった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相

  5. 5

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  1. 6

    野球少年らに言いたい。ノックよりもキャッチボールに時間をかけよう、指導者は怒り方も研究して欲しい

  2. 7

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  5. 10

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?