「アルマイトのカップで返礼」 斎藤洋介さんが語る山岳部と酒

公開日: 更新日:

 善人から悪役まで存在感ある脇役を演じさせれば、ピカイチの演技で知られる斎藤洋介さん(64)。実は芸能界屈指の酒好きだ。

 酒を飲みだしたのは早かったですよ。勝手に時効にしちゃうけど、高校1年でしたから。僕は名古屋出身で、高校はミッション系の男子校。部活で入ったのが山岳部。日本アルプスとか、3000メートル級の山々を重装備で登る本格的な体育会系でした。登山の時は宿営地で飲むのが定番なんですよ。

 たぶん、万が一の寒冷地での遭難に備えて酒はたしなんでおくもんだっていうのが、いつのまにか伝統になって……。

 さすがに、未成年の飲酒に厳しいご時世だから、現在も続いてるかはわからないですよ。でも、男子校ってこともあったんだろうけど、僕が高校生だった60年代は結構、大目に見られていました。

 それで、山に入ってキャンプをするでしょ。1年生が夕食の後片付けをして一段落する頃には先輩がもう酒盛りを始めてて、「おまえらも来いよ」と呼ばれて渡されるのが小学校の給食の時に脱脂粉乳とか牛乳とかを入れてたアルマイトのカップ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり