本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

50億円借金を抱えた村西とおる 野田との立場は完全に逆転

公開日: 更新日:

「だからオレはさあ、ほんとに村西のとっつぁんが、“空からスケベが降ってくる”なんて言ってたときにさ、バカ言ってるんじゃねえよってマジで言ってたから。どうやったって日本の法律でそんなこと許されるわけないじゃんって。まだロケットも打ち上がってないのに。あの言葉がなかったら、村西のとっつぁん、あんなになっていなかったと思いますよ」

 AVの帝王と呼ばれた村西とおる。彼はAVメーカー、ダイヤモンド映像とは別にパワースポーツという芸能人イメージビデオ制作会社も統率していた。そこで外部プロデューサーをしてきたのが野田義治だった。

 イエローキャブという零細芸能プロダクションを運営していた野田義治は、唯一の稼ぎ頭だった堀江しのぶが人気絶頂のときにスキルス性胃がんにかかり、余命いくばくもないことを知る。

「実際問題、オレが死ぬか生きるかっていう子(堀江)を抱えてるわけですよ。もう死ぬって決まった子。この子と家族もふくめて絶対迷惑をかけたくないって思ったときに、二つ返事で村西とおるが毎月のプロデュース料として300万円以上、現金手渡ししてくれたんですよ。なにも聞かずに。だからオレは村西とおるには恩があるんだって、公言してきたの」

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