元宝塚月組男役が「完全なる飼育」主演!月船さららを直撃

公開日: 更新日:

 ディープな恋愛模様で話題の「完全なる飼育」シリーズ最新作が公開される。1999年の第1作以来シリーズ9作目となる今回は、台湾の若手俳優を演出家が稽古という名のもとに“飼育”。主演を務める元・宝塚月組男役、月船さらら(45)に意気込みを聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 本作では、役者を罵倒し、痛めつけて“飼育”する、ドSな孤高の演出家というディープな役どころに挑戦している。

「Sキャラのお仕事が多いっていう自覚はありますね(笑い)。Sキャラって、高圧的な行動の裏に悲しみや、さらけ出せないものを内に秘めているので、何を隠しているのか、なぜ彼を痛めつけるのかを演技するのが醍醐味かなと思います。撮影中は、シーンごとに頭は切り替えられるんですが、演技とはいえ、痛めつけるのも、痛めつけられるのも心身ともにヘロヘロになります。でも、それも含めて作品に身を任せるしかないかなと。撮影後には旅行や温泉に行って気分を切り替えます。今回は自粛前でなんとか温泉に行けましたけど、もし撮影からそのまま自粛に入ったらつらいかも」

 自粛期間中はどうしていたのか?

「主宰している演劇ユニットの10月公演について考えていました。制作もやっているので、宣伝方法や、全く舞台に足を運ばない人にどうアピールするのかとか、いろんなことを考え直したり、クリエーティブな時間になりました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった