著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

契約解消の片瀬那奈は「ピンチをチャンス」に変えてもらいたい

公開日: 更新日:

 女優の片瀬那奈(39)が長年所属していた事務所との契約を解消し、独立したことが話題になった。円満独立という形での発表だったが、なぜ契約解消となったのか、気になる報道も相次いだ。彼女が所属していたのは業界でも力のある大手事務所で、普通なら契約を続けた方が守ってもらえて仕事も安定する。僕の知っている女優さんは、長く仕事がない状態でも給料のような格好でギャラをもらい続け、それがあまりに申し訳ないといって辞めてしまったという。温情もある、いい事務所だという印象を持っている。

■薬物検査の結果は陰性

 片瀬の場合、7月に同棲相手の男性が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことが問題だったと言われている。ふたりで暮らしていた自宅が家宅捜索され、片瀬も尿検査を受け陰性だったということが報じられた。当初、片瀬は事務所に対して男性とは同棲も交際も解消しており、家宅捜索も検査もなかったと否定していた。事務所はその言葉を信じてマスコミに対応している。しかし、後に虚偽の報告だったと片瀬が認めたというのだ。

 所属事務所というものは、どこまでもタレントの味方で、その切羽詰まった時点でも最善策を一緒に考えてくれるものだ。だが、タレントに嘘をつかれてしまっては、信頼関係を保つことが出来ず、仕事にも大きな影響が出てくる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」