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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

西武・山川穂高「性的暴行」事件の一因にも? プロ野球選手“御用達”六本木の特殊事情

公開日: 更新日:

野球は男社会。女性と出会う機会が少なく、恋愛対象になっていた時代」(プロ野球関係者)

 実際にホステスと結婚した選手もいた。結婚発表時、相手女性の肩書をすでに死語の「家事手伝い」がよく使われた。日本がエイズで話題になった頃、「銀座のホステスがエイズ死」の噂が流れると、選手に頼まれた球団関係者が「店名とホステスの名前を教えて」と問い合わせてきたこともあった。

■野球選手と六本木ギャルとの合コンの場に

 時代の流れとともに選手の遊び場も変わっていく。平成に入った頃、六本木の外れに小さなカラオケスナックがあった。カウンターと広めのボックス席だけ10人ぐらいのキャパ。スタッフは男性2人。そんな店が夜中になると貸し切り状態のように満席になる日があった。男性客はラフな格好の野球選手たち。東京に遠征してきた球団の選手がナイター終了後、やってくる。男だけでカラオケを楽しむはずもない。実はその店のオーナーは選手から予約が入ると、六本木界隈で遊んでいる子や店が引けた後のホステスを店に呼ぶ。野球選手と六本木ギャルとの合コンの場になっていた。

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