テレビ局による大物タレントへの“肉弾接待”はこうして常態化していく…フジ以外でもあるのか、ないのか?

公開日: 更新日:

 しかし、フジのあまりにずさんな対応に、トヨタ自動車、明治安田生命、日本生命、NTT東日本など頼みの綱のナショナルクライアントがフジへの出稿を停止するなど、まさに存亡の機に直面している状態だ。

 しかし、こうした局関係者から大物タレントへの“性接待”“性上納システム”は、フジテレビ内、そして他局でも常態化しているものなのか。素人目にもありそうだと予想はできるが、あるキー局の情報番組関係者はこう話す。

「むしろPR会社や芸能事務所からの局関係者へのちょっとした色仕掛けの接待はあります。でも今回の中居のケースのような局から大物タレントへ、そしてここまで露骨な性接待はまれだとは思います。冠番組を持つような大物タレント相手の局からの“肉弾接待”は、下っ端にはいきなりできるはずはなく、最初は普通の飲み会やキャバクラやクラブなどライトな関係から始まり、何年も時間をかけて秘密を共有し、やがて自局の関係者を差し出すような共犯関係になっていくんですよ。フジテレビにとっては、中居といえばSMAP時代からのズブズブの関係があり、SMAPを扱える人が出世してきたという伝統があった。普通の接待で終わらせると『お宅のとこはこのくらいなんだ』と言われたりすることもある。すべてとは思えませんが、プロデューサーなど力のある上層部との関係性次第では、他局でもこういう話はあると思います」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白