田代まさし“出演”は窮地脱出の起爆剤かジョーカーか? 本格復帰を後押しするフジテレビの「皮算用」

公開日: 更新日:

 地上波復帰もシロとの判定がフジテレビから出たのだろうか。某広告プロデューサーはこう見る。

「お試しではないのですが、水面下でスポンサーにお伺いを立てている段階かもしれませんね。昨年の特番に続いて、今回モザイクなしの映像を流して、世間の反応を見ている。薬物事犯への見方は厳しいものの、ネットの反応は驚きながらも、志村けんさんと共演する懐かしのコント映像を楽しんだという内容の書き込みがメーンでした。この反応を受けてスポンサー会社がOKを出せば、田代氏の出演で編成をしていく可能性もあるでしょう」

 フジテレビは中居正広氏(52)の女性トラブルを引き金とする騒動でスポンサー企業が雪崩を打って離れた。親会社のフジ・メディア・ホールディングスは、同局のメディア・コンテンツ事業が3月までの通年決算で33億円の赤字(前期は157億円の黒字)になるとの見通しを5日に発表している。

「スポンサーがつかない状況だから、田代氏の映像を流したとの憶測も一部でありますが、スポンサーの意向はどんなときでも無視することはありません。本格復帰させるのであれば、スポンサーの了承が必要になります」(同)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み