著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

ゴルフ場にはライフスタイルの多様化に合わせたラウンド方式が求められている

公開日: 更新日:

 先月のこの項で、高齢者ゴルファーのゴルフ離れに関する2025年問題を取り上げたが、12月1日に発表された帝国データバンクの調査が興味深い。ゴルフ場市場が4年連続の増加で、6年ぶりに8000億円台を回復したという。この分析によれば、コロナ禍を経て、ゴルフをやめていた人が戻り、訪日客の増加や若者、女性などの新規層が増えた結果によるものだそうだ。

 ゴルフ場へ行くと、コロナ禍の前より若者や女性が多くなったように思うが、その一方で、時間や経済的に余裕の出てきたOLや子育てが一段落した主婦の中には、ゴルフに興味を示しながらも、「一歩踏み出せない」という話も耳にする。

 数人の主婦に具体的な理由を聞いてみた。

①ゴルフ場が遠く、費用もかかる(プレー代の他に交通費や宅配便代などで出費がかさむ)。

②プレー時間が長すぎる(スループレーがなく、一日がかり)。

③ランチの量が多く、料金も高い。

④電車で行く場合、多くのゴルフ場に送迎バスがなく、タクシー代が高額。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝