著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

顔の片側に異変…「片側顔面痙攣」かもしれない

公開日: 更新日:

 自分の意思とは関係なく、突然まぶたがピクピクと痙攣する場合、原因として最も多いのが、前回紹介した「眼瞼ミオキミア」です。ミオキミアの場合は、長くても数週間でピクピクが治ります。それより長く続いたり、ほかの部分も痙攣するようであれば、ミオキミア以外の可能性が考えられます。もし、顔の片側に痙攣が起こるようなら--。それはもしかしたら、「片側(へんそく)顔面痙攣」かもしれません。

 一般的には「顔面痙攣」と言われるこの病気は、まず目の周り、特に下まぶたあたりがピクピクし始め、次第に口角のあたりもピクピクしてくるのが特徴です。痙攣の程度は徐々に大きくなっていきます。人によってはピクピクが首やおでこにまで広がっていくこともあります。

 痛みはありません。しかし、人から見てもわかることが多いので、「人から指摘されるのが恥ずかしい」「人と話しをしたくなくなる」という気持ちになり、仕事や対人関係にも影響したり、外出を控えるようになったりし、QOL(生活の質)が大きく下がってしまいます。男性も罹患しますが、40~60代の女性が多い傾向にあります。

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