はかない感じが魅力<千駄木>

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 駒込病院からの帰り道だった。不忍通りを千駄木駅まで向かっているとポツリポツリと明かりがともっている通りに心引かれた。ギラギラした繁華街だったら、強い明かりに紛れてしまうだろう、はかない感じ。

 すずらん通り。その名を記憶に刻んで、時間がある時にまた来ようと考えていた。
 11月の晴れた土曜日に訪れた。すずらん通りに向かう途中にあるよみせ通りは、前回のこの欄に書いた谷中銀座のような、ちょっとしたお祭りのような賑わいぶり。それはそれで楽しいのだが、すずらん通りは、はかない感じであってほしい。そんなことをこの日の連れと話しながら歩いていると、すずらん通りに入る横道を通り過ぎてしまった。
「一瞬だけ、古本屋に寄っていい?」と古本オタクの連れ。いいとも、いいとも。千駄木で古本屋、風情があるじゃないか。できるなら、「オシャレ系」古本屋でないことを祈るが、まあ、古本オタクに限ってそんな心配は必要ないか。

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