「消せるマッキ―」もヒット 業界トップ快走するゼブラの戦略

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 ゼブラの「マッキー」は1976年の誕生以来、多くのファンに支持されるマーカーの定番だ。「ハイマッキー」「マッキー極細」を主力にファミリーを増やし、今なお成長が続く。昨年は「水拭きで消せるマッキー」を発売し大反響。新たな定番となるべく、好調な売れ行きを見せている。

 76年、それまで競合他社が独占する油性マーカー市場に参入を決めたのは、前年に発売した「蛍光ペン2」がきっかけ。業界初の太細両用が好評だったことからマーカーもイケると読んだ。安全性の高いアルコール系インクを採用し、太細がわかるようにテーパーをかけるなどデザインも工夫して差別化を実現。だが競合品はあまりに強く、販売はしばらく苦戦する。でもそこで諦めなかったから今がある。地道な営業活動はやがて実を結び、シェアを拡大。現在は抜群の認知度で業界トップを快走する。

 太細両用マーカーならではの利便性に加え、品揃えの充実も人気の理由だ。06年以降はインクのバリエーションも増え、より幅広いシーンに対応できるようになった。そして14年6月、「水拭きで消せるマッキー」の登場である。「間違ったところは消したい」「何度も書き直せたらもっと便利なのに」といった声を受け、「消える必要性がどこにあるかに着目。ニーズを探ってみると、収納ボックスのラベルや店頭のポップなど、実は用途が広いと判明した」(営業業務企画部の上野泰造氏)。

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