シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

NYで大論争 職場の「エアコン設定温度」は“男性基準”だった

公開日: 更新日:

 記録的な暑さとなったニューヨークで、大きな論争になっているのが「エアコンの温度」です。

 きっかけは今月初めのニューヨーク・タイムズの記事。「オフィスの温度は男性を基準に決められている」ことが明らかにされたのです。

 毛布にくるまり震える女性キャリアウーマンの写真とともに、「オフィスの温度設定は、1960年代に算出された男性のメタボリズムを基準に決められたものがそのまま使われている」という環境専門誌の研究結果を紹介しました。

 その温度設定の基準になったのは「体重70キロの40歳男性」で、体格がずっと小さい女性はメタボリズムも低く、寒く感じるのは当たり前というわけです。さらに女性は夏らしく薄着なのに対し、男性はウールのスーツにネクタイなのも、余計に暑さを感じる要因になっています。

 その“温度差”はというと、男性が快適に感じるのは21度前後、女性は24度前後と結構な違い。筆者もオフィスではほかの女性たちと同じく常にセーター着用で、男性に「大げさ」と笑われていましたが、この記事のおかげで「本当だったでしょう?」と大いに留飲を下げました。

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