カフェに増える「電源席」 気になる電気代はいかほどか?
電源を自由に使える通称「電源席」を設けるカフェが増えている。電源席があるカフェを検索できるサイトやアプリもあるくらいだ。
主なカフェやファストフードチェーンに聞いたところ、どこも「具体的な店舗数は把握していない」としつつ、「多くの店舗で設置している。本格的に導入を始めたのは2010年ごろ」(スターバックスコーヒー広報担当者)、「3~4年前から新しくオープンする店には導入するようにしている。改装する場合も同じ」(タリーズコーヒー広報担当者)、「全店舗の3割ほど。増えたのは3年ほど前から」(モスバーガー広報担当者)という。ロイヤルホスト系列の「スタンダードコーヒー」は、2013年3月の第1号店オープン時より全店舗に電源席を設けている。
カフェを渡り歩きながらノートパソコンで仕事をする「ノマドワーキング」という言葉が取りざたされた10年ほど前から電源席を備えるカフェはあったが、あくまでも少数派。今のように“猫もしゃくしも”な状態になったのはなぜか?