フランク三浦、面白い恋人…パロディー商品の境界線は?

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 スイスの高級時計「フランク・ミュラー」のパロディー商品「フランク三浦」の商標登録を巡る裁判で今月、「三浦」側勝訴の判決が出た。「ミュラー」側の申し立てを受けて登録を無効にした特許庁の判断に対し、三浦側が異議を唱えたもの。判決では、「商標について呼称は似ているとはいえ、外観で明確に区別ができ、観念も異なる」とされた。

 世にパロディー商品は山ほどある。だが、判決はさまざまだ。5年前、吉本興業の関連会社、よしもと倶楽部の「面白い恋人」は「白い恋人」との関係で、商標登録を認めてもらえなかった。この違いはどこにあるのか。

「両者ともパロディー商品に関するものという点では、共通しています。しかし、面白い恋人は、本家の知名度や顧客に便乗する形のもので、白い恋人のブランド力を弱めてしまう恐れがあると判断された。だから、商標出願を拒絶する査定がされたのに対し、フランク三浦は、本家の高級時計とはデザイン、価格帯も一線を画している。だから、商標の類似性はなく、商品の出所を誤認させることもないと判断され、商標は認められることになったのです」(東京永田町法律事務所代表・長谷川裕雅弁護士)

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