因幡晃さん<1>秋田県の鉱山の町に生まれ鉱山に就職

公開日: 更新日:

 物悲しい歌詞と哀調を帯びた歌声が心に刺さる「わかって下さい」でデビューした因幡さんは、地元秋田の鉱山で技師として働いていた。1975(昭和50)年、第10回ヤマハ・ポピュラーソングコンテストに出場し、同曲で優秀曲賞を受賞。同大会でグランプリを受賞した中島みゆきさんと一緒に、第6回世界歌謡祭にも出場した。その後、誘われるままプロとなったが、鉱山の仕事は大好きだったという。

 生まれたのは秋田県北部の花岡って鉱山の町です。銅の含有率が高い黒鉱が取れる山で、鉛、亜鉛、鉄も産出していました。地場産業はそれしかなかったから、だれもが何かしら鉱山の仕事に従事しているというところでしたね。

 いまはもう山の灯は消えて、周囲の景色もすっかり変わってしまいましたが、僕が子供のころはプロ野球の試合もあったし、大相撲も巡業で来ていました。オリンピック選手だって輩出していたんです。「共楽館」で映画を見て、「康楽館」で歌舞伎を楽しむ。それが町の日常でした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    神戸大大学院教授木村幹氏 日韓関係はICJ提訴で諮ればいい

  2. 2

    大谷、菅野…更改で気になる高給取り5選手のカネの使い道

  3. 3

    殺し合いで圧倒した側の論理が筋になるのがヤクザの喧嘩

  4. 4

    相次ぐ女子プロのツアー引退…それでも老後ウハウハなワケ

  5. 5

    ユースケ・サンタマリア起用に見え隠れする現場の「意地」

  6. 6

    今年のCOTYはトヨタRAV4 その意味を一度考えてみてほしい

  7. 7

    安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ汚染議員30人の名前

  8. 8

    安倍政権に国家賠償も…「桜」がジャパンライフ被害を加速

  9. 9

    元陸自・ラファエルが語る「時給日本一のYouTuber」仕事術

  10. 10

    北朝鮮が「重大実験」発表 米との対立再燃“Xデー”は2.16か

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る