因幡晃さん<1>秋田県の鉱山の町に生まれ鉱山に就職

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 物悲しい歌詞と哀調を帯びた歌声が心に刺さる「わかって下さい」でデビューした因幡さんは、地元秋田の鉱山で技師として働いていた。1975(昭和50)年、第10回ヤマハ・ポピュラーソングコンテストに出場し、同曲で優秀曲賞を受賞。同大会でグランプリを受賞した中島みゆきさんと一緒に、第6回世界歌謡祭にも出場した。その後、誘われるままプロとなったが、鉱山の仕事は大好きだったという。

 生まれたのは秋田県北部の花岡って鉱山の町です。銅の含有率が高い黒鉱が取れる山で、鉛、亜鉛、鉄も産出していました。地場産業はそれしかなかったから、だれもが何かしら鉱山の仕事に従事しているというところでしたね。

 いまはもう山の灯は消えて、周囲の景色もすっかり変わってしまいましたが、僕が子供のころはプロ野球の試合もあったし、大相撲も巡業で来ていました。オリンピック選手だって輩出していたんです。「共楽館」で映画を見て、「康楽館」で歌舞伎を楽しむ。それが町の日常でした。

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