辻村深月さん<1> 山梨に戻り就職するも挫折感を味わう

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 2004年、「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞し、24歳で作家としてデビュー。10年には「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」が直木賞候補作となり、12年に「鍵のない夢を見る」で直木賞受賞。今年5月には「かがみの孤城」(ポプラ社)を出版した、今最も勢いのある辻村さん。「私の人生って、普通なんです」と言うが、その「普通」の人生での経験が、彼女の作品の血肉となっているようにも感じる。

 私の両親は2人とも山梨の公務員。父は町役場に勤め、母は隣町で保健師をしていて、私も子どもの頃から、自分は公務員になるんだろうなと漠然と思っていました。

 大学は千葉大学に行きましたが、志望理由は推理小説同好会があることを知ったからでした。当時からミステリー小説が大好きだったんです。教育学部を選んだのは、何となく公務員と思っていた流れの中で、学校の先生になりたいと思ったからでした。

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