真剣に緊張…剣道10年ぶりの記者が居合・試し斬りを体験

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 無外流――この名前に聞き覚えがある読者もいるのではないか。池波正太郎の時代小説「剣客商売」の主人公、秋山小兵衛とその息子・大治郎が使う剣術流派として知られている。無外流を現代に伝えているのが、「明倫無外流 形山会」。池袋にある本部道場で、剣道二段(ブランク10年以上)の記者が居合と試し斬りを体験した。

「ようこそ。今日はよろしくお願いします」

 この日、指導に当たってくれたのは内藤瑞舟師範。上は持参した作務衣、下は内藤師範に借りた袴をはき、腰には刀を差すための帯を巻く。まず教わったのは武道で最も大切な「礼」。刀の持ち方、ヒザのつき方、刀の置き方などを習う。

 次は刀の抜き方と納め方。使用するのは600~700グラムの模造刀だ。まずはゆっくりと、刀を鞘から抜いてみる。

「左手の親指で鍔を押して鯉口を切ります。右手で少し抜いたら、左手で鞘ごと前に出す。後は右手で抜いてください」

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