米国のイラン攻撃で物価高が急加速!エネルギー価格高騰、「有事のドル買い」で円相場は一時1ドル148円台に
トランプ米大統領の狂気に世界が振り回されている。米軍によるイラン核施設への攻撃を受け、日本時間23日の取引で原油先物価格が急上昇した。
ニューヨーク原油市場は原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、前週末の終値から5%高の1バレル=78ドル台まで上昇し、約5カ月ぶりの高値を付けた。東京市場でも中東産原油先物の取引の中心となっている11月決済物が一時、1キロリットルあたり前週末比3.3%高の6万6390円に上昇。2カ月半ぶりの高水準となった。
円相場は「有事のドル買い」が進行。一時1ドル=148円台に下落した。
イランの「体制転覆」をほのめかすトランプに、イランは「(米国は)報いを受けなければならない」(ペゼシュキアン大統領)と報復を示唆している。一体どこまでエスカレートするのか見通せない中、報復の手段のひとつに挙がっているのが、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖だ。イランのアラグチ外相は海峡封鎖の可能性について「さまざまな選択肢がある」として排除していない。
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