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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

公開日: 更新日:

「女優の中でとりわけ頭が良くて、人生設計もしっかりしている」とベテランの芸能記者が評するのは現在、地上波で再放送中の朝ドラ「とと姉ちゃん」でヒロインを務める高畑充希(33)。関西で家具を製造する経営者の家に生まれ育った高畑が女優を志したのは小学生の頃。演劇好きの母に連れられ舞台をよく見にいき、自分もここに立ちたいと思うようになった。

 オーディションで10回以上不合格になっても、あきらめることはなかった。女優への道を切り開くために、早稲田大の演劇研究会に入ろうと考えたのである。佐藤B作や堺雅人をはじめ、たくさんの演劇人を生んだ大学公認の組織だ。「単なるサークルの枠を超え、芸能界への足がかりを期待して門を叩く人も少なくない」と同会OBは話す。

 早稲田大に確実に入るにはどうすればいいか。中学受験だと考えた高畑は猛勉強を始め、私立女子中高一貫校の四天王寺(大阪市)に合格した。スポーツ芸術コースがあり、オグシオで知られる元バドミントン選手の小椋久美子や五輪団体で3個のメダルを獲得した元卓球選手の石川佳純を輩出。だが、もっとも強みを発揮しているのは受験校として。女子の医学部合格者数で全国トップになるなど、抜群の大学進学実績を残してきた。

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