カブス鈴木誠也 ド軍ロバーツ監督の意向で球宴「ユーティリティー枠選出」あるか
オールスター(日本時間7月16日=ジョージア州アトランタ)のファン投票第2回中間結果が24日に発表され、ドジャース・大谷翔平(30)がナ・リーグ最多の252万1718票を得て、DH部門でトップをキープ。5年連続5度目の出場に前進した。一方、今季序盤から打撃好調なカブス・鈴木誠也(30)は、大谷、ジャイアンツ・デバースの110万3085票)に次ぐ64万1687票で3位と前回から票を伸ばせなかった。
鈴木は23日現在、打率.256、20本塁打、64打点。ダイヤモンドバックス・スアレス三塁手(67打点)、メッツ・アロンソ一塁手(64打点)とともに三つ巴の打点王争いを繰り広げている。本塁打はリーグトップ26本塁打の大谷と6本差の6位タイ。得点圏では82打数26安打の打率.317、8本塁打、47打点と勝負強さを発揮するなど、ここまでリーグを代表する強打者に引けを取らないパフォーマンスを発揮している。
ナ・リーグ中地区首位独走の原動力であるカブス打線を牽引しているが、打つだけではない。今季は主にDHを務めているとはいえ、本職の右翼(12試合)の他、左翼(11試合)の守備にも就き、外野手として計23試合に出場しているのだ。