WBC予選&強化試合で激突…侍J井端監督が警戒する「韓国の秘密兵器」の正体
去る22日に国交正常化から60年を迎えた日本と韓国。かねて激闘を繰り広げてきた野球は今年11月、両国代表による強化試合が開催され、来年3月のWBCでは東京での予選ラウンドで同組に入った。
宿命のライバルである韓国とは、オールプロとなった2003年のアテネ五輪予選以降、16勝7敗。09年WBCでは5度激突、15年プレミア12では準決勝で敗れる辛酸をなめている。
WBCに向けては、大谷翔平のドジャースでプレーしているキム・ヘソン(26)ら4人のMLB在籍組に加え、国内のイキのいい若手が代表候補に入っているという。
韓国野球に詳しいストライク・ゾーン代表の室井昌也氏がこう言う。
「若手の新星をひとり挙げるとすれば、ハンファ・イーグルスの抑え右腕、キム・ソヒョン投手(188センチ)です。プロ3年目の21歳で、スリークオーターから繰り出す平均球速152キロ(19日現在)のスピンが利いた直球が武器。22日現在、18セーブをマークし、防御率1.51と安定感もあります」