お酒の後は…沖縄の「締めステーキ」文化を支える石垣牛
沖縄には、お酒を飲んだ後にラーメンではなく、ステーキを食べて締めるという何とも“すてーき”な食文化があります。米国が統治していた時代からあった習慣のようですが、本格的に流行し始めたのは、2010年に全国放送のバラエティー番組で沖縄のステーキ文化が取り上げられてからです。
そんなすてーきなステーキ文化を支えるのが、石垣牛です。
石垣牛の定義は、「八重山郡内で生産・育成された登記書及び生産履歴証明書を有する、八重山郡内で生後おおむね20カ月以上肥育管理された純粋の黒毛和種の去勢及び雌牛」とされています。
出荷期間は去勢で24~35カ月、雌で24~40カ月。品質表示は2段階に分かれており、日本食肉格付協会の格付けを有する枝肉で、歩留等級A・B、肉質等級5等級・4等級のものを「特選石垣牛」、歩留等級A・B、肉質等級3等級・2等級のものを「銘産石垣牛」としています。