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キング焼肉探検家/Yakiniku Explorer

早稲田大学大学院でMBAを取得したサラリーマンで作家。現在は、「焼肉探検家/Yakiniku Explorer」としても活動しており、週2ペースで都内を中心に焼き肉店を探索中。これまでに予約困難店を含め140店舗以上を訪れた。日々、おいしい焼き方を独自に研究している。

生きたまま熟成させる 尾崎牛は内臓もうまい

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 日本では現在、200種類以上のブランド牛が存在します。通常は地名を冠にしますが、尾崎牛は違います。宮崎の牛肉商、尾崎宗春さんが自らの名で市場に出した銘柄牛です。

 肉は通常、焼き台で焼くと縮みますよね? 焼き肉好きの私も長年、それが普通だと思っておりました。その概念を覆したのが、尾崎牛です。

 なぜ、焼いても縮まないのでしょうか? その秘密は肥育期間にあります。

 肉牛として出荷されるのは、生後28カ月が一般的です。ところが尾崎牛は、30カ月から34カ月という長期肥育期間を経て市場に出されます。生きたまま長く肥育した方が熟成が進み、脂の融点と赤身の味が安定すると考えたのです。その融点は、なんと26度。チョコレートと同じぐらいに溶けやすいのです。

 みなさんは焼き肉を食べた次の日に、胃もたれした経験がありませんか? 胃もたれという現象は、融点が人間の体温に近くて脂が溶けにくい肉を食べたときに起きやすいのです。融点26度の尾崎牛は、うま味が強い割に脂が非常にあっさりしています。ザブトン、リブロース、サーロインなどの霜降り肉も、何枚でも食べられますよ。

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