8000km離れた場所で発作…ネトゲ仲間を救った米女性に感謝
「了解しました。大丈夫ですよ。彼は自宅に一人でいるんですね?」
「そうです」
「すぐに救急救命に知らせます。よろしいですね?」
チェシャー警察はすぐに救急救命士をエイドリアン君の家に急派した。
ところでディアさんはエイドリアン君が1人でいると思ったが、実際はそうではなかった。エイドリアン君は自宅の2階の自室でゲームをし、両親は1階でテレビを見ていた。両親は異変に気が付かなったのだ。
母親のキャロラインさんは、警察車両がサイレンを鳴らしながらやってきたとき、まさかエイドリアン君が発作を起こしたとは思わなかったという。
「アメリカから通報があった」と知らされ、「ゲーム友達だ!」と気が付き、2階に駆け上がり、意識不明で倒れている息子を発見した。